やりたい仕事がわからないという方にやってもらいたいこと【3ステップ】

やりたい仕事がわからないという方にやってもらいたいこと【3ステップ】

こんにちは、タカハシです!

 

前職では人材系の会社で営業をやっていました。職業柄、求職者の方と話す機会だったり、後輩からの仕事の相談も多かったのですが、その中で聞く内容としてこのような声が結構多くありました。

 

[word_balloon id=”mystery_men” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” name=”false” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]求人は色々見てますが、自分にはできなそうな仕事だったり、興味が湧く仕事もありません。そもそも自分がやりたい仕事もわかりません。[/word_balloon]

 

今回は、このような悩みを持つ方に、僕がいつもおすすめしている方法をご紹介します。

こちらを実践すること得られる効果は、自分のことを自分で気付けるようになることです。

すると自分がやりたいことが明確になるので、迷いや不安がなくなり、前に進む力が強くなります。

 

僕自身、人材業界の経験10年、キャリアコンサルタント国家資格も持っており、これまでに20代前半の若手人材はもちろん、30代手前でキャリアの見直しを図りたいと考えている人にも実践してもらっている内容です。

それでは、早速いきましょう!

 

やりたい仕事がわからないという方にやってもらいたいこと

step-up

 

やることは3ステップです。

 

  1. 過去を整理する
  2. 現在を把握する
  3. 未来を考える

 

順に解説します。

 

ステップ1 過去を整理する

あなたの今までの人生について整理しましょう。

幼少期、小学生・中学生・高校生・大学生、そして社会人としてのキャリア(1年目、2年目など)

 

その時々で最も記憶に残っている、自分らしいエピソードを書きましょう。

フォーマットも、正解・不正解はありません。とにかく思いつく限り書いてみましょう。

 

仮に、「中学生の時引きこもってゲームばかりしてたから、記憶なんてない」と思ったとしたら、その理由も考えてみましょう。

例えば「ゲームをしている時が何よりも熱中できる時間だった。特に格闘ゲームが得意だった。上手く出来るようになるまで、動画で研究もしてた。」のように書きましょう。

この時のポイントは、「事実を書くこと」と「なぜそれをしたのか?」と、なるべく掘り下げて考えてみることです。

 

次に、その中で、特に嬉しかったことを1つ〜3つ位ピックアップしましょう。

そしてこちらも、「それはなぜ、嬉しかったのか。」を掘り下げてみましょう。

ぜひ、その時の気持ちを思い返してみてください。

部活の大会で優勝したことが最も嬉しかったならば、「大会に優勝したこと」と事実を書くだけではなく、以下のような感じです。

例→「ずっと目標に掲げていた大会で、その大会に優勝するために、練習はもちろん、生活も全てコントロールしてきた。本番では、会心のプレーが出来て見事優勝することができた。今までの努力が報われた気持ちになった。そして、目標に向かって努力をすれば成果はでるということを、心から思えるようになった。」

といったように、自分の気持を言葉にしましょう。

 

ステップ2 現在を把握する

続いて、現在の把握するために、今の状況を箇条書きしましょう。

  • 仕事について 仕事内容、一緒に働く人の数、勤務時間
  • 生活について 休みの過ごし方、交友関係(友人・パートナー)、趣味
  • お金について 何にお金を掛けているか

 

箇条書きでまとめたら、上記について、5段階評価をしましょう。

満足していれば5。不満足であれば1。

 

そしてその評価の理由を書きましょう。できたらこれも掘り上げて考えてみましょう。

例えば、仕事内容が4だったとしたら、「仕事自体は忙しくて大変だけど、仲間と協力しながら出来るので、無事やり遂げた後の達成感は一人だけでやる以上に大きいから。」のように書きましょう。

低い場合も同様です。

 

ステップ3 未来を考える

 

続いて3つ目のステップです。

これからあなたはどんな自分でありたいかを書き出してみましょう。

下記は参考です。

  • 仕事について:少人数がいいか、大人数がいいか。在宅がいいか、出勤がいいか。郊外がいいか、都心がいいか。作業がいいか、クリエイティブがいいか。指示される方がいいか、裁量が多い方が良いか。外仕事がいいか、中仕事がいいか。仕事は一つがいいか、色々な仕事をしたいか。
  • 生活について:交友関係は広い方がいいか、深い付き合いがいいか。人が多い生活がいいか、落ち着いた生活がいいか。
  • お金について:年収で具体的にいくら位がいいか。いつまでにどれくらい貯金したいか。

 

上記に当てはまめる必要はありませんので、まずは妄想レベルでいいので、「こんな生活したいな。」とイメージしてみましょう。

そしてその際に大事なのが、先にまとめた、過去・現在の自分を照らし合わせてみることです 。今まで生きてきた中で喜びを感じた瞬間、それを未だに覚えていることが、あなたにとって最も大切な価値観=自分らしさです。

「自分らしさ」と未来を掛け合わせることで、本当にありたい姿のイメージが出来あがります。

 

例えば、

「大人数の中で仕事することに憧れていたけど、実は本当にやりたいことではなかったかもしれない。むしろ、自分にとってはストレスかもしれない。」とか、「収入や周りの目を気にして、出世することばかり気にしてたけど、実は人の上に立つことは好きじゃないかもしれない。なぜなら、昔は一人でやることのほうが楽しかった」といった感じです。

 

まとめ。

goal

 

いかがだったでしょうか。

自分が本当にやりたかったことに気づけたのではないでしょうか?

 

これまでも、こちらのワークをやった結果、

「今までなんとなくイメージしていたやりたいことが、実は本当はやりたいことではなかった。」

「今でやりたことなんてわからなかったけど、自分がありたい姿に気づけたことで、やりたいことが見えてきた」

といった感想をいただくことが、たくさんありました。

 

 

仕事選びというのは、あくまでも自分のありたい姿を実現するための、一つの手段でしかありません。

条件が良い会社に入ったから、良い人生を送れるとは限りません。会社によって良い面・悪い面は必ずあります。

ましてや人によって、良い悪いの判断基準すらも異なります。

 

大切なのは、自分がどうありたいか。と、それを最短コースで実現するためにはどの環境がいいか。というあなた独自の視点です。

独自の視点を磨くためには、まずは自分の頭で考えることが最も大切です。

 

目先の条件に囚われて、闇雲に転職活動をしてはいけません。

自分自身の頭で、自分の将来をデザインすることが重要なんです。

 

そうした時に、「このままでいいのかな」「これで合ってるのかな」といった、不安や焦りの気持ちも生まれるでしょう。

人からアドバイスや、答えを求めたくなるでしょう。

ですが、自分の人生は自分で決めるしかありません。人から何を言われても、自分はこれをやると決める。

そうした覚悟感を持てた時に、不安や焦りはなくなります。自分を信じられるようになります。

 

 

最後に僕が好きな言葉を贈ります。

「いかなる時も、心のコンパスに従うのだ!」

〜シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ〜

 

 

以上です!

今回も読んで頂きありがとうございました!

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