意見や発言が苦手と感じている方に伝えたいこと【発言はマナー】

意見や発言が苦手と感じている方に伝えたいこと【発言はマナー】

会議や、ミーティングで意見や発言を求められた時、何を話していいかわからかったり、何も話せないままミーティングが終了してしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか?

今回はこのような悩みを持つ方に向けて書いています。

もっとミーティングで発言したい!だけど、頭が真っ白になってしまい、何も話せない。

1対1の場では話せるけれど、多人数の場になると話せないという方も多いと思います。

ですが、今後の働き方において、意見・発言することに慣れておいた方が良いです。(その理由は後程解説します)

僕自身も、会社勤めをして3年目くらいまでは会議やミーティングの場が苦手でした。

営業として、1対1でお客さまと打ち合わせしたりするのは問題なく出来るのですが、5人以上の場になると話せないのです。

「お前今日何も話してなくない?」「あれ?今日参加してた?」と言われたこともあります。

このままではいけない。と感じて、最初は緊張しましたが、少しづつ発言をするようになってからは、問題なく出来るようになりました。

逆には発言が出来ない時は、「まだ自分の理解が足りてないな」と認識できるので、あとで質問をしたり、勉強をしたりするようになりました。

現在仕事のオンライン化が進み、ZOOMなどでミーティングする機会も増えています。発言力を高めることで、仕事に対する意識も変わると思いますので、ぜひ実践してみてください。

意見や発言が苦手な方に伝えたいこと|意見をすることは仕事のマナーです

みなさんは、「人に意見をすること」に対してどう感じますか。

ミーティングや会議で発言をしようとする際に、このようなことを考えていませんか?

「自分がこんなこと言っていいのかな」

「こんな意見どうせ聞いてもらえないかな」

「目上の人に意見するのって怖いな。面倒なやつって思われるかな。」

「特に意見することもないし、黙って聞いておこう」

こちらに対して、結論から言うと、

意見を述べることは決して悪いことではないので、むしろ積極的に行うべきです。

特に、日本人である我々は、意見を言うことが苦手だと言われています。

なぜかというと、学校教育において、人と議論を交わす機会が圧倒的に足りていなかったからです。

なので、「上の人の言うことは絶対」「言われたことを寡黙にこなすことが美徳」みたいな価値観があります。

(もちろん全員ではなく、日本人の傾向としてそのような特徴があるという話です)

終身雇用が機能していた時はそれでも良かったと思います。

なぜなら年齢を重ねれば昇進し、給与も上がるシステムだったので、言われたことに従うことが「正解」だったんです。

でも、今は既にそのようなシステムは崩壊しています。

大企業が早期退職を促し、日本を代表する某自動車メーカーでさえ「終身雇用の維持は難しい」と言っています。

そうすると、今は「何が正解かなんてわからない」という世の中です。

誰も経験したことのない時代を生きていくわけです。

それでも、会社は生き残っていかなければなりません。

経営層は、会社の方針・方向性を決めて、今取り組むべきことを伝えます。

それに対して、中間管理職は現場単位で何をすべきかを戦術に落とし込みます。

でもこれが正解かどうかはわかりません。

あとは、もうとにかくやってみないとわからないんです。

上手くいったら正解なのでより良くして継続する。

うまくいかなかったら反省・改善して次に生かす。

そこで、現場にいるみなさんの意見がめちゃくちゃ大事なんです。

なので「意見や発言をすることは仕事のマナー」だと思います。

また、会社組織とは伝言ゲームみたいなものなので、

人を介するごとに、本質や目的が見えなくなることがあります。

そんな時こそ、現場の第一線で活躍する人が、何も疑問を持たずに言われたことをただこなすのではなく、

「これの目的はなんですか。」「なぜこれをやることにしたのか背景を教えて頂いて良いでしょうか。」

と聞くことが大切です。

こちらから聞かなければ、相手は理解してくれている前提で話を進めます。

それなのに、こちらが理解に徹しないまま、言われたままやるというのは、間違いなくパフォーマンスは上がりません。

「わかりました」とか「はい、頑張ります」だけでは、思考停止であり、完全受け身です。

相手の考えが自分の考えと完全一致しているならいいですが、人間なのでそんなことはありえないですよね。

な勇気をもって意見をしましょう。わからなければ質問しましょう。

意見や発言が出来るようになるために行うこと

とはいっても、やっぱり抵抗がある。

という気持ちもわかります。僕も20代のころはめちゃくちゃ苦手でした。

意見といっても何言っていいかわからないし、会議でも周りの議論についていけず、

一言も話せないまま終了したことも何度もありました。

これは、完璧主義者の方に多いのですが、「発言は100%正解のことを言わないといけない」と考えているのです。

なぜ、意見言えないかを具体的にまとめると、下記3点です。

①意見を言うときは、素晴らしい意見じゃないといけないと思っている(変な質問と思われないか不安)

②意見を言うと、相手を否定することになり失礼にあたると考えている

③そもそも意見が思いつかない

それに対して、どうやったら改善できるかを考えました。

①正解じゃなくても、素晴らしくなくてもとりあえず意見してみる。みんなわかってることかもしれないけど念のため聞いてみる。

②失礼に思われない聞き方、意見の仕方を考える

③思考を深める。ニュースや、本を読んだ時に内容を要約して自分の感想をまとめる。

例えば、

「起案頂いた次回のキャンペーンすごく面白いですね!(受け容れる)念のため確認なのですが、○○の部分は△△という認識で良かったでしょうか。もしそれでしたら、××にしたらもっとみんなで盛り上がれると思います(意見)ご検討お願いします。」

相手からしたら

「本気になって考えてくれてるんだな!」と嬉しく思いますよね。

そうして、アクションを繰り返していった結果、徐々に自信をもって意見を言えるようになりました。

今までとは逆に「どう思うかな?」「考え聞きたいんだけど」と、上司から意見を求められる機会も増えました。

何が正解かなんて誰にもわからない世の中です。そんな時こそ、小さくやってみて、改善を繰り返すことが大切。その改善のためには、みなさんの意見がめちゃくちゃ大事なので、

「現場の意見は宝」

「意見はマナー」と心得て、自分の意見を育てていきましょう。

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