こんにちは、タカハシです!
求人広告営業として数年が経つと、「何か資格取得にチャレンジしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
もちろん、求人広告営業は、無資格・未経験でも始められる仕事ではありますが、それゆえに手に職という感じではない為、「このままで将来大丈夫なんだろうか」と考えるのだと思います。
資格取ったからといって、いきなり給与が上がる訳ではありませんが、資格は特定のスキルが一定以上有しているという証明になりますので、個人的には自己投資としてチャレンジしてみるのはOKだと思います。
この記事では、
特に求人広告営業マンとして活躍している方にオススメの資格をご紹介します。
※こちらではあくまで概要のご紹介です。詳しい内容は、各団体に直接問い合わせるか、資料請求をされることでより理解できるかと思いますので、ぜひ興味があった方は、一歩アクションしてみてください。
では早速いきましょう!
求人広告営業も資格取得をすべき理由
結論からお伝えすると、求人広告営業マンも資格取得にチャレンジすべきであると考えています。
理由は後述します。
そもそも、資格といっても世の中には国家資格・民間資格合わせると何百という資格があります。
国家資格は、国が認定しているだけあって、社会的信用度は高いですが、その分難易度が高くなります。
また、資格の中には取得後も更新制で継続学習を必要とするものもあります。
民間資格は、国家資格に比べて、社会的信用度は落ちますが、その分手軽に学習をすることが出来ます。
難易度は団体によって様々なので、自分の目指したいレベルに合わせて取得することが可能です。
どちらかというと、資格があるからキャリアアップに直結するというよりは、資格取得に向けて学習をしたことで、
より専門知識や、体系的な知識を有している証明であるということです。
求人広告営業マンに取って、必要なスキルは以下と考えています。
- 対人コミュニケーションスキル(お客様との信頼構築)
- マーケティングスキル(競合分析、顧客理解、広告ターゲット設定)
- ファイナンススキル(数字力)
- 業務効率アップ(生産性向上)
従来の営業マンは、卓越した対人コミュニケーションを持つ人が優秀と言われていましたが、
近年はインターネットの発展により、求人広告においても、より精緻な効果測定・検証が必要になりました。
その為、営業マン独自の肌感覚・経験則ではなく、数字で正しく伝えることが必要になっています。
また、働き方改革もあり、過重労働・残業抑制も出ています。
遅くまで働くことが美徳だった時代から、短い時間で成果を出すという成果重視になっています。
そうすると、業務効率を向上させることが求められています。
そして、そのスキルをより専門的に、体系的にまとめられた学習方法が資格取得であるということです。
資格というのは、公に認められたものであるということです。
もしかしたら、「マーケティングのことは社内研修をしている」「対人コミュニケーションは本を読んだり、日々の商談で実践している」「残業も少ないし、そこまで生産性低くない」と言われるかもしれませんが、その実力値を証明するためには、実際の仕事ぶりをみてもらう必要があります。
もちろん、資格コレクターのように、「資格は持っているけど、実践したことがない」という方もいますので、それはそれで問題なのですが、だからと言って「資格なんて必要ない」「資格よりも実践ありきだ」という2元論ではなく、「体系的に学ぶこと=学んだことを即実践に活かすこと」が大事だと考えています。
求人広告営業マンにオススメの資格
求人広告営業マンに必要なスキルを再度お伝えします。
- 対人コミュニケーションスキル(信頼構築)
- マーケティングスキル(競合分析、顧客理解、広告ターゲット設定)
- ファイナンススキル(数字力)
- 業務効率アップ(生産性向上)
その上で、今回オススメする資格はこちらです。
- 対人:キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)
- マーケティング:ウェブ解析士
- ファイナンス:日商簿記3級・2級
- 生産性向上:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)
対人コミュニケーションスキルの中には、コーチング資格などもありますが、人材系ならキャリアコンサルタントは、労働関連法規に関わる内容も多いので、業界との親和性も高いです。
求人広告営業でも、取得している人が多い人気の資格です。
資格には、国家資格キャリアコンサルタント と、民間のキャリアコンサルタントがあります。
(キャリアカウンセラーと、キャリアコンサルタントの違いに関しては、特に業務内容等に相違はありません。)
民間キャリアコンサルタント資格の中でも、特に人気なのが「 GCDFキャリアカウンセラー 」です。
元々はアメリカで発祥された資格でしたが、リクルートが日本で展開をした資格です。
厚生労働大臣認定資格でもあるので、学習内容もレベルが高く、キャリアカウンセラーとしての活躍する際も有効な資格です。
詳細の学習内容や、試験の流れはサイトや書籍をご覧ください。
ウェブ解析士
ウェブ解析士は、一言でお伝えするとウェブにまつわる専門的な知識、体系的な知識を習得できる資格です。
近年、求人広告も紙媒体からWEB媒体、さらには採用ホームページなどによる、オウンドメディアリクルーティングの時代になってきています。その中で、最終的なKGIの達成に向けて、観測すべきKPIの設定や、アクセス解析。または、事業内容に則した現状分析や競合分析といったマーケティングも必要となっています。
ウェブ解析士学習を通じて、基礎的なことからわかりやすく知識習得をすることが可能です。
営業マンといえど、専門用語や多少の中身が理解出来ないことには、お客様との会話や、社内の分析チームとのミーティングで建設的な会話を重ねることは難しいので、今の時代に即した資格と言えます。
日商簿記3級・2級
ホリエモンも以前何かで、「全てのビジネスマンに簿記3級くらいのお金の知識は必要」と言っていました。
日本はお金の教育を全くしないですし、むしろお金の話をすると卑しいと言われたりするのですが、経営者にとってお金の話は切っても切れません。その話をせずに、「ぜひやりましょう!」「良い人採用しましょう!」「精一杯頑張ります!」といった精神論だけを振りかざしても、お客様からしても「いや、気持ちはわかるけどさ。。」で終わってしまいます。
ビジネスである以上、勝ち負けではなく、WIN-WINであるかどうかが大事です。
つまり、お客様が営業マンであるあなたに、広告費用を投資した分のリターン(儲け)が生じるのかどうかということです。
「広告なんだからそんなことはやってみないと分からない」というかもしれませんし、確かに最終的にはそうなんですが、そこまでの信頼獲得に行き着くまでの過程として、お金の感覚があるのと無いのとでは全く異なります。
人は自分の信用を基準にして、物の値段を決めている。紙幣や貨幣、つまりお金は、その数値の代理的な役割を果たしたものでしかない。
中略
そういった基本的な概念は、簿記や会計を学べばすぐわかることなのだけど、ほとんどの人は教わる機会も、教わろうという気もない。残念なことだ。
ぜひ、3級からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
会社でWindowsのパソコンを貸与されている方も多いと思いますし、ほとんどの営業マンが、Word・Excel・PowerPointなどを利用していると思います。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)とは、「マイクロソフト社の製品を使うスキル」を客観的に証明できる資格です。
MOSのスキルを習得すると、WordやPowerPointを活用してビジネス文書、分析資料、提案資料作成などを効率よく作成することができるようになります。
数字の集計とか、Excelでピボットテーブルが組めれば一瞬で終わりますよ。
僕も以前の職場で、メンバーが一生懸命数字の入力作業をやっていて、かれこれ2時間くらい掛けていたそうなのですが、ピボットテーブル組んであげたら数秒で出来上がりました。
MOSはポータブルスキルとして、身につけておいて損は無いので、やれる時にやりましょう。
補足:ポータブルスキルの解説については以前の記事をご覧ください。
転職はポータブルスキルを持つことが大切【今の環境で成長できますか?】
まとめ。求人広告営業マンに必要なスキルは4つ
最後に再度お伝えします。
求人広告営業マンに必要なスキル
- 対人コミュニケーションスキル(信頼構築)
- マーケティングスキル(競合分析、顧客理解、広告ターゲット設定)
- ファイナンススキル(数字力)
- 業務効率アップ(生産性向上)
スキルを身に着けるためにオススメの資格
- 対人:キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)
- マーケティング:ウェブ解析士
- ファイナンス:日商簿記3級・2級
- 生産性向上:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
もちろん、上記以外にも世の中には色々な資格があるので、お財布事情や、どれ程度のスキルを身につけたいかによって、検討をしてみてくださいね!
以上です。
今回も読んでいただきありがとうございました!