- 営業成績が上がらない
- 営業に向いてないと言われたことがある
- 自分を変えたいけど、一歩踏み出せない
このような営業マンに向けて書いています。
一般的に営業マンのイメージというと
- 明るい
- 活発
- 派手
- 声が大きい
- 堂々としている
- 話が面白い
- ハキハキ
といった、外向型をイメージされるかと思います。
反対に、内向型(根暗)の営業マンは
- 静か
- 存在感(影)が薄い
- 声が小さい
- 自信なさげ
- 話がつまらない
- 1人の時間が好き
- 大勢の飲み会苦手
- 友人が少ない
のようなタイプが思い浮かべられます。
僕は、典型的な内向型営業マンでした。
そのような僕でも、リクルートで営業表彰歴5回という実績を残せました。
内向的・根暗であっても営業マンとして活躍することは可能です。むしろ、内向的・根暗な性格の方が、お客様から信頼されることがあります。
根暗の方が営業マンとして活躍できる理由
根暗な営業マンが活躍できる理由は3点です。
- 適当なことを言わないので長期的な信頼関係を築ける
- 慎重・丁寧
- 内省するのが得意
軽はずみなことを言わないので長期的な信頼関係を築ける
内向的な営業マンは、つい自分の発言に遠慮してしまうので、無理やりな提案は仕掛けません。
売上至上主義の営業マンとしては消極的に見えるかもしれませんが、目先の売上よりもお客様の利益を大切にする姿勢は長期的にお客様と信頼関係を構築できます。
例えば、コミュニケーション力が高い営業マンは、見た目にもオーラがあり、口も上手いので、人を惹きつける力があります。そのため、一度の商談で大きな成約を決めてくることが多いです。
実際に私も、そのような営業マンから引き継ぎを受けることがありましたが、その際にお客様から言われたのは、「提案に乗って一度大きな契約をしたけど、その後フォローがなかったんだよね」といったことが何度かありました。
お客様にとっては、一度の取引よりも、長期的に信頼できる営業マンと付き合いたいものです。ですので、目の前の売上ではなく、年間でどれだけ取引回数を増やすかを考える方が大切です。
慎重・丁寧なのでミスが少ない
内向的な人は細かい作業が得意な方が多いです。細かいところが気になったり、自分で納得いくまで修正を行います。
というのも、自分がやったことで何か人に迷惑を掛けないか、不安な気持ちが強いので、何度も確認をします。結果として、ミスが少なくなります。
反面、外交的な営業マンは、細かい作業や確認が苦手な人が多い印象があります。いくら、短期的に売れている営業でも、ミスが多い営業マンはなかなか信頼されません。
小さいミスでも積もれば「この人に任せて本当に大丈夫かな?」と不安になります。お客様や、会社の上司が期待しているのは「この人ならこれくらいやってくれるだろうな」という安心感です。
内省するので成長する
内向的な性格の営業マンは、エネルギーが内側に向くので、自分の中で内省をする傾向にあります。
反対に外向的な性格の営業マンは、エネルギーが外に向くので、飲み会や遊びなどで、アクティブにストレスを発散する傾向にあります。
ただし、内省をする際の注意点としては、必要以上に悩まないことです。悩むのではなく、次はどうしたら良いか考えることが重要です。そこで納得のいく答えが自分の中に見つかった時は、また一つレベルアップしているはずです。
まとめ
自分の性格・価値観に気づき、自然体でいることが大切です。人を羨んだり、自分のないものを手に入れようとすると、余計なエネルギーを使い、ストレスの原因にもなります。
自分で自分のことをどれだけ認められるかが大切。
もしそれでも自信が持てない・不安に感じるようでしたら、関係性の良いお客様に「私を選んでくださっている理由はどこでしょうか?」と聞いてみましょう。
思いもしない、嬉しい言葉が返ってくるはずですよ。
ps.もし今の環境が合わないということであれば、他社に転職するのも検討すべき。無理にストレスに耐えて働くのは心が病みます。社内の雰囲気も含めて、自分に合う環境を探しましょう。
このブログでは、そうした世間のイメージとは逆の根暗な営業マンに向けて発信をしています。他の記事もぜひ読んでみてください。