求人広告を作成したが、なかなか成果が出ないと悩んでいる求人担当の方は多くいます。どうしたら求職者の目に留まる求人を作成できるのか?この記事では、検索ワードを網羅して求職者からの応募数を増やす方法について解説します。
求人広告の検索ワードとは
求人広告の検索ワードとは、求職者が自分に合った求人情報を探す際に検索するキーワードを指します。GoogleやYahoo!などの検索エンジンで求人情報に関わるキーワードを検索すると、そのキーワードに関連度の高い求人情報が表示されます。
例えば、「新宿 一般事務」と検索するとオフィスが新宿にある一般事務の求人募集がWEBページの上から表示されます。より関連度が高いと判断される求人票が上位表示され、多くの求職者の目に留まることになるため、企業は適切なキーワードを求人票に網羅的に入れ込んで、検索ワードと関連度の高い求人票を作成することが非常に重要になります。
求人広告の検索ワードの調べ方
上記では、求人広告に記載する検索キーワードの重要性を解説しました。ここでは、応募が集まりやすい検索ワードの調べ方を紹介します。「多く検索されているキーワード」、「求職者に人気のある職種」を知ることによって、求人票を作成する際に適切なキーワードを入れた文章を作成することにつながります。
ジョブズリサーチセンター(タウンワーク)
株式会社リクルートの調査研究機関である「ジョブリサーチセンター」がタウンワーク求人の検索ワードをデータとして出しています。月に1回のペースでタウンワークで検索されたキーワードの上位30位に関して地域別にまとめています。タウンワークに求人を出している企業に加え、現在の求職者のトレンドやニーズを調べて求人票作成に活用したい方は定期的にジョブズリサーチセンターの検索ワードデータを確認することがおすすめです。
バイトルマガジン BOMS
ディップ株式会社が運営する「バイトル」上で検索されるフリーワードをランキングしたデータです。CM等で認知度は高く、日本最大級のアルバイト・パート求人掲載サイトであるバイトルが抽出した検索ワードになるため、老若男女問わず、さまざまな層からニーズを確認することに役立ちます。
Indeed
世界で最も使われているIndeedにも、求職者が検索するキーワードを紹介する機能が搭載されており、その中の1つにサジェスト機能があります。サジェスト機能では、1つの検索窓にキーワードを入力すると、もう一方のキーワード候補が表示されます。ここで表示されるキーワードは検索される回数が多いことを意味しており、求職者のニーズ、関心を知ることができます。
また、有料版Indeed求人を利用している方であれば、「採用市場レポート」を活用して求人票を作成できます。採用市場レポートでは、採用したい職種などにおいて正確な求職者のニーズを知ることができ、より適切で効果的な求人を作成することが可能です。
求人ボックス
求人ボックスは、国内有数の求人検索エンジンの1つです。求人ボックスからも、人気の職種・キーワードランキングが公表されています。人気のフリーキーワードだけでなく、人気の勤務先についても公開されています。勤務先、職種から求職者の関心を知ることができます。
リクナビNEXT
転職サイトとして有名な「リクナビNEXT」からは、1週間ごとの検索ワードランキングが公開されています。職種・勤務場所などだけでなく、「英語」「完全週休2日」など条件面での検索結果も含めた100位まで確認することができます。また、検索回数も表示されているため、どのくらいの需要があるのか数値を通して知ることが可能です。
DODA
転職・求人サイト「doda」は、毎月人気の検索キーワードランキングを更新しています。具体的な都道府県や市区町村などは公開されていないものの、フリーワード検索ランキング上位40位まで掲載されているため、求人票作成の際に役立ちます。
まとめ
この記事では、「求人票を作成しようと考えている」「求人を作成したが思うように応募が集まらない」など求人票に関する悩みを持っている方に向けて、検索ワードとは何か、どのように検索ワードを探すのかについて解説しました。
求人票を作成しても求職者の目に留まらなければ意味がありません。求職者の関心やニーズをしっかりと理解して適切なキーワードを埋め込んで求人票を作成することが、求職者の関心が高い求人と検索エンジンに評価されWEB上で上位表示につながります。他社の求人に埋もれて応募数が伸びないと思っている求人担当の方は、改めて求人票の見直しをしていくことがおすすめです。