人見知り・内気・口下手の元リクルート営業マンがトップセールスになれた秘訣や、内向的な方でも活躍できる営業術や働き方をお伝えします。日々の営業活動で疲れた時の処方薬としてご活用ください。

内向型営業マンの処方箋

営業

【成果よりプロセスが重要】今出来ることをやりきることの大切さ

更新日:

営業の方にとって、何より辛いのは目標を達成出来ないことではないでしょうか。特に売上至上主義の様な会社ですと、

達成=営業としての価値

と見られることも少なからずありますので、達成してないというだけで、自分の全てを否定されるような気持ちにすらさせられることもあるかもしれません。

逆に会社の目標なんて気にせずに、

「どうせ売れないから適当にやればいいや」

「こんな商品・サービスじゃ売れないでしょ。」

「不景気だし仕方ない。」

と諦めに入ってる人もいるかもしれません。確かに、需要が無い商品・サービスだけで、幾ら営業に出ても売れないのは当然ですよね。

確かに営業マンだけが、責められるものではない部分もあるかもしれません。

でも、営業というやっぱりどうせ仕事をするなら、相手の役に立ちたいはずですし、自分もやりがいを持って働きたいですよね。

そんな時にこそ、売上達成という結果にばかり目を向けるのではなく、今日出来ることを「やりきる」ことに目を向ける必要があると考えています。

本日は、その「やりきる」ということについてフォーカスしたいと思います。

今回の流れ

  • やりきるとは
  • タカハシのやりきりエピソード

やりきるとは

特に、営業部署のある会社では

「みんなでやりきろう!」「最後までやりきれ!」

とか言いますよね。会社によっては、朝礼で大声出したりするところもあると聞きます。

そもそも「やりきる」ってどんな状態でしょうか??

大辞林によると

遣り切る(読み)やりきる

  物事を最後までする。やりとげる。

「ノルマを全力を尽くして-・る」

とあります。

引用:遣り切る(やりきる)とは - コトバンク

ちなみに、「やりきる」ということを、GRIT(グリット)ともいうそうです。

ペンシルベニア大学の心理学者の ダックワース氏が、

「グリット(GRIT)」という考え方を提唱しています。

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グリットは、「困難にあってもくじけない闘志」「忍耐」「情熱」「気概」などと訳すことができます。

ダックワース氏によると、社会的に成功するためには、先天的な才能やIQの高さ、学歴などではなく、このグリットが重要な役割を担っているそうです。

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引用:【成功者の必須条件】グリット(GRIT)とは?「やり抜く力」に世界が注目

要は、頭の良さよりも、決めたことをやり抜くことの方が、成功を掴みやすい。

ということのようです。

なるほど!

だから、みんなも決めたことはちゃんと最後までやりきろうねー!

...。

ぶっちゃけ、毎回やりきるって、結構しんどくないですか・・?笑

僕もそうです。正直そこまでメンタル強くありません笑

気持ちが乗らない時もありますし、そこは人間なので、どうしても落ち込んで、

仕事に手がつかないこともあります。

ただ、そういう時は、そのまま落ち込みっぱなしになるんじゃなくて、

「やりきれた時の自分」をイメージすることを大切にしています。

当然、スキルや経験は過去より今の自分の方があるわけですが、

”目の前の課題に対し高い集中力、絶対やりきる、と決めて取り組んだ姿勢・気概のようなもの”は過去の自分の方が凄かったなと思う時があります。

そうした、過去の自分をカンフル剤にするんです。

タカハシのやりきりエピソード

求人広告営業に転職し3ヶ月後、

初めて先輩からお客様を引き継ぎ、目標数字も持つことになりました。

200社以上を一気に引き継ぎ(ほぼ机上)、前任担当は他支社に異動。

よくわからないまま、とにかく必至に営業活動しました。

そして、ミスを連発しました。。

求人広告の営業をしたことがある方ならイメージ出来るかと思いますが、例えば以下のようなミスです。

・誤字のまま入稿

・使われていない電話番号を記載

・過去の別な原稿で入稿

・アポの遅刻、スケジュール管理漏れ

他にも色々....。

毎週月曜日朝に行われていた朝会にて、ミス共有を5週間くらい連続でしました。

周りからは

「また、タカハシがミスしたよ」

「あいつ本当仕事できないね」

と冷たい視線を浴びる毎日でした。

会社にお客様から僕宛に電話があっても、

「タカハシのお客さまから電話なんだけど、またミスしたんじゃない?」と思われる始末でした。

自分でも、

「入稿した原稿本当に間違ってないだろうか、、。」と怯えながら週末を過ごしていました。

もちろん、自分が100%悪いんですが、

この時は1番辛かった時期でした。

当時の直属上司からは、

毎日めちゃくちゃ怒られていました。

ですが、その上司は、最後には必ず僕に励ましの言葉を掛けてくれました。

「もう、上司にも、お客様にも、会社にも迷惑を掛けたくない。」

「変わりたい。変わらなきゃ。」と心に決めました。

そんなこんなで、初めて営業目標を持ったQ(四半期)も残り1ヶ月となりました。

当時の目標は、「売上目標達成」と「新規社数13件獲得(週1件)」でした。

売上目標はなんとか達成出来そうだったのですが(新人なので、高くない目標数字)、

新規社数はなんと10件も残ってました。

上司からは、

「お前新人のくせに、新規未達とかあり得ないからね。」

「ミスもして迷惑掛けてきたんだから、責任果たせ。」

「とにかくやりきれ」

と言われました。

ここでやりきらなかったら、本当に居場所なくなるな。

と思い、必ず新規社数目標をやりきる。と決めました。

そこから、週1件ペースで新規が上がりましたが、

最終週の月曜時点で残5件。

木曜までに更に2件新規が決まり、残3件。

他にもヨミがありましたが、翌週に変更になってしまったり、

掲載事前審査の結果掲載不可となったりしました。

木曜夜の時点で全くヨミがなくなってしまいました。

上司に「すみません。あと3件まで来たんですけど、もうヨミが無いです」と言いました。

ここまで頑張ったから、仕方ないよね。とか慰めの言葉でも貰えるかなと思いましたが、

上司は、

「は?何言ってんのまだ明日まで時間あんじゃん。何勝手に諦めてんの。やりきれよ。」

と一蹴されました。

・・・まじかよ。。

と思いましたが、

上司はこう付け加えました。

「本気で変わりたいと思うなら、今だぞ。最後まで絶対やりきれ。

やりきったら、必ず景色が変わるから。だから頑張れ。」

そうだ。僕は変わると決めたんだ。

どんな結果になろうとも、最後までやりきろう。

と覚悟を決めました。

「締切まで時間がない。どうする。」

当時僕は車営業でした。

「やるしかない」

翌日早朝5時から、車を出して、僕は担当エリアに行き営業に回りました。

上司に「朝から営業出ますので出社遅れます。」とメールしました。

そしたら

「了解。リミット10時な。頑張れ」とだけ返信がありました。

自分のために、今をやりきる。

夜勤・早朝のオーナー狙いで、

エリアのコンビニを片っ端から、訪問しました。

時折、駐車場に車を止めて、

リストアップしていたお客様に電話を掛け続けました。

高橋

「今日締め切りで掲載しませんか。お得なキャンペーンあります」

お客様

「こんな朝から電話掛けてくるなんて非常識だ!」

そうして朝から営業をし続けた結果、

とあるコンビニのオーナーさんと話せました。朝7時位です。

オーナー

「おお、ちょうど募集したかったから、キャンペーンあるならやるよ」

タカハシ

「ほんとですか!!」

残2件。

次週に掲載が決まっていたお客様に再度連絡しました。

タカハシ

「やはり今週でやって頂けないでしょうか。来週よりも今週の方が応募集まる可能性が〜~」

お客様

「わかりました。タカハシさんがそこまで言うなら今週やりましょう」

タカハシ

「ありがとうございます!では今から申込書頂きにお伺いします!

残1件。

掲載事前審査で引っかかってしまった、移動販売のパン屋さん。

申し込み書も頂いていましたが、掲載不可と判断され、お客様にも掲載お断りのご連絡をしていました。

お客様も掲載出来ないことを非常に残念がられていました。

どこが、審査に引っかかってしまったのか。

再度審査部に確認し、お客様にもその点について確認しました。

そうして交渉をしていくうちに

審査の方から

「今の確認が全て問題ないようでしたら掲載は可能です」と許可を頂きました。

それをお客様に連絡しました。

「〇〇さん!掲載許可降りました!」

お客様

「本当かい!人手に困っていたんだ!ありがとう!」

金曜10時。

僕は無事、3枚の新規申込書を手に会社に戻りました。

フロアに入った瞬間。

「タカハシ!新規経目達成おめでとう!!」

みんなが拍手と歓声で出迎えてくれました。

中には泣いてくれる人もいました。

上司から

「やりきったな!おめでとう!」

と言われた瞬間、

「ああ、これがやりきるってことかぁ。」

と嬉しさが込み上げてきました。

周りの先輩から

「○○さん(上司)が朝にみんなに言ってたよ。タカハシが今新規3件最後まで追いかけて頑張ってるから、

結果はどうであれ、帰ってきたら”やりきったな”と声掛けてあげてください。って」

この言葉はめちゃくちゃ嬉しかったです。

そして、その日以来、

周りの僕に対する見方は大きく変わりました。

「ミスばかりするダメなやつ」から

「ミスもするけど、最後までやりきるやつ」

になりました。

今でも挫けそうなとき、迷いが生じた時、思うように結果が出なくて悶々とした時は、この時のことを思い出します。

時代によって求められることも変わります。

ただ、今目の前の課題に対し、やりきるか。はどんな時も大事だと思います。

今求められていることに、やりきっていますか。

ぜひみなさんにとって、今までの人生で一番やりきった瞬間を思い出し、一瞬一瞬を大切にしていきましょう。

その先には、きっと新しい景色が見えるはずです。

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