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内向型営業マンの処方箋

求人広告の価値について感じること

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求人広告の価値について感じること

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こんにちは、タカハシです!

 

今日のテーマは、「求人広告の価値について」です。

現在、世の中には沢山の求人広告で溢れかえっています。

コロナの影響もあり、コロナ前に比べては件数は減っているようですが、慢性的な人手不足を抱えている業界もあり、企業の採用ニーズは依然として高い状況です。

 

僕自身、約10年求人広告営業をやりましたが、お客さまから毎回「最近どうなの?」「今求人出したら応募くるの?」と聞かれました。

それに対して、毎回「今年は採用が難しい。昨年より厳しくなってる」と言っていました。

これは営業トークではなく、実際に有効求人倍率は上がり続けていましたし、求人メディアの数も増えたことで、求職者にとって仕事の選択肢も増えました。

 

そして途中で気づきました。「これは不可逆的であり、もう採用が楽になることはない」「求人広告を出せば、沢山応募が来ることはない」と。

少子高齢化も進んでいること。SNSを始め情報のコストが下がり、多額な費用をかけなくても情報発信が出来るようになったこと。

その代わりに、「今後求められるのは、情報の質である。」ということ。

 

その、求人広告における情報の質とは何か?について僕の体験も含めてお伝えしたいと思います。

 

では早速いきましょう!

 

求人広告の役割について

大前提、人材を新たに採用するために、企業は求人広告を出して、自社が採用活動をしていることを世の中に発信する必要があります。

求人広告が、会社のPRという役割を担っています。

 

ですが、現状なかなか採用に至りません。

採用活動が長期化することで、その内に退職者が増えてしまい、更に従業員1人あたりの負担が大きくなり、退職に拍車がかかることに繋がってしまいます。

こうした負のスパイラルによる、人手不足倒産となる企業も年々増えています。

4年連続で過去最多を更新:2019年の「人手不足倒産」、過去最多 過去7年で最も倒産が多かった業種は?

引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2001/10/news082.html

 

人が採用できない理由は大きく2点あります。

  • 自社の採用要件(能力、人柄)を満たさない
  • そもそも応募が来ない

 

要は、企業側の欲しい人材要件と、求職者が求める転職要件が合っていないので、ミスマッチが起きているのです。

 

そのミスマッチを解消するために重要なことを企業側・求職者側の両視点で見ていきます。

企業側:「求人広告に掲載すること」がゴールにならないこと。

つまり、自分たちが採用したいと思える人材から「ここで働きたい!」と感じてもらえるような内容になっているか、緻密に広告設計すること。

 

求職者側:「自分はどんな環境や仕事だと夢中になれるか」を、過去の経験などから自己分析して、自分自身を理解すること。

単純に条件の良さだけで決めるのではなく、自分にとって心地よい環境であるかも考慮した上で決定すること。そして、それは個人の価値観によるものなので、過去の経験(嬉しかったこと、辛いと感じたこと)から、自分自身を客観的に理解することが必要。

 

上記を自分たちだけの力でできればベストです。

なのですが、実際には正直面倒に感じたり時間的に余裕がなかったりで優先順位が下がってしまいます。

そのため、企業側で例えれば、手っ取り早く採用活動をスタートするために、求人広告会社の営業に電話なりメールをして広告発注を行い、担当者に簡単に募集要件を伝えて「あとはそっちがプロなんだから上手く作って」といったコミュニケーションで終わってしまいます。

そうなると広告設計の中身が乏しいため、星の数ほどある求人広告の1つとして埋もれてしまいます。もちろん効果は出ません。

 

企業側には、自社の魅力を第三者的立場でアドバイスしてくれるような、広告営業が必要です。

求職者側には、キャリアの棚卸しや性格分析、または過去の経験などから現在の市場価値を測ってくれるような、キャリアアドバイザー的な存在が必要です。

 

企業が「こんな人と一緒に働きたい!」

求職者が「こんな環境で働きたい!」

という双方の想いがシンクロした時に、天文学的な確率の中からマッチングが生まれるのだと思います。

そうではない無理なマッチングは、早期退職に繋がります。

もちろん、働いていく内に良くなっていくいうこともあると思いますが、やはり一番最初の動機はとても重要です。

動機がなかったら、苦しくなった時に踏みとどまる理由がなくなります。

恋愛と一緒ですね。

 

1つの求人広告が、1人の人生を変えた話。

冒頭で、僕は求人広告営業を10年経験したとお伝えしました。

また、僕は25歳の時に求人広告を通じて、リクルートに入社をしました。

なので、作り手であり、ユーザーでもあったということです。

 

こちらでお伝えしたいのは、

「一つの求人広告の出会いで人生が変わる可能性がある」

ということです。

 

 

リクルート入社する前の僕は、かなりの適当人間でした。

お金の使い方も荒く、あれば使うという状態でした。

車の税金払えなくて差押え通知が来たり、現金がなければクレジットカード決済。

「リボ払い最強!」と本気で思っていて、請求額が多い月は翌月以降に繰越すということを繰り返す内に、

クレジットカードの引き落としでその月の給料がほぼ無くなるという状態になりました。

 

転職する位のタイミングでカードの利用が止められ、数年間カードの新規発行は出来ませんでした。

 

その時の心境ですが、

・こんな生活続けてたら、人生終わるな。

・もう少し給料高い会社にいきたいな(あるいは仕事頑張れば上がる仕組みがある)

・もっと社会人として成長できる環境にいきたいな

・今の仕事は休み少ないし、夜中まで仕事させられてたから、多少残業多い会社でも平気だな。

 

みたいな、かなりぼんやりですが、

やりたいことが明確にあったというよりも、

「今の危機的な状況から抜け出したい」という思いがキッカケでした。

 

しかし、そのような自分都合の志望動機で雇ってくれる会社もないだろう(むしろやばいやつに思われる)

と思い、自分は本当は何がしたいのか。どんな環境だったら夢中になれるのかを考えたいと思いました。

「夢中になる」というキーワードは僕にとって重要でした。

 

なぜなら、学生時代にスポーツに夢中になった経験があったからです。

僕は学生時代、陸上部に所属しており駅伝で全国大会にも3回出場しました。

練習は、早朝5時スタート。朝から吐くほど体力の限界まで追い込むという生活でした。

次の日の練習に備えるため、夜は8時に就寝したりと、学生らしい生活はほとんどありませんでした。

全日本大学駅伝で、箱根に出ている関東の大学に一矢報いる。という想いでチームは一丸となっていました。

チーム内のレギュラー争いも熾烈でしたので、1日も気を抜けることはありませんでした。

夢の中でもイメージトレーニングしており、文字通り「夢中」だったのです。

当時を思い返し

「あの時は、あそこまで苦しい体験をしたのに、なぜ続けることが出来たのだろう?」

と考えました。

 

そこから人生で初めて、自己分析をしっかりと行いました。

結果、転職したい会社の方向性が見えてきました。

・大手企業に転職したい

→成長できる環境が整っていそう。

どんな会社も小さい会社から大きくなったわけだから、大企業はノウハウがありそう。

・地域貢献に携わりたい

→田舎にいたことで地域活性に興味が湧いた

・ある程度都会がいい

→田舎じゃ爺さん婆さんしかいないからつまらない!彼女も作れない!

もっと同年代位の人たちとエネルギッシュに仕事したい

・一つのことを極めるよりも、仕事を通じて色々経験したい

 

そのようなイメージで転職サイトをいくつか見ていたところ、

「はたらいく」という、リクルートが運営している転職サイトの中に掲載されていたリクルートに出会いました。

 

広告にはこのようなキャッチが並んでいました。

・仕事が楽しければ、人生が楽しい。

・仕事が楽しいという人が増えれば、会社が元気になる。

元気な会社が増えれば、街が元気になる。

元気な街が増えれば、日本が元気になる。

求人広告営業を通じて、日本を元気にしませんか。

・業界、業種関わらず、沢山の社長に会えます。

・営業はチーム制。個人の頑張りがチームの為に。チームは個人の為にサポートします。

 

見終えた後、このように感じました。

「この求人広告、誰かを採用する為に作った広告だとしたら、それって俺のことじゃん。」

 

唯一気がかりなのは、営業職であることでした。

僕は物凄い人見知りで、人前で話すことも上手くないので、新卒の時には「自分には営業なんてできないだろう」と思っていました。

(周りからも営業はキツイよ。やめたほうがいいよ。タカハシには向いてないんじゃない。という貴重なご意見も多数あり)

 

ですが、リクルートの広告を見て、

「この会社の営業職ならやってみたい!」

「どうせ失うものもないし、多少無理めなことしてみたい!」

と、ポジティブ思考に切り替えた瞬間、応募をボタンを押してました。

 

この瞬間に、僕の人生は変わりました。

 

その日に、当時勤めていた会社の社長に退職の意向を伝えました。

 

タカハシ「やりたいことが見つかったので辞めます」

社長「え!もうその会社から内定出たの?」

タカハシ「いえ、今日応募したばかりです。来週面接です。」

社長「へ?そこ落ちたらどうするの?」

タカハシ「転職をしたいという意思決定した以上、会社に残るのは失礼に当たると思いますので、仮に落ちたとしても辞めます。」

社長「その時は残っていいよ笑」

タカハシ「いえ、辞めます。それくらいの覚悟です」

 

といったような、謎に武士道精神を振りかざし、退職することを受諾頂きました。

 

それまでの僕は、

人の意見に流されることや、やりたいと思っても「自分には無理そうかな」と思ったら、遠慮してしまったり、判断を先送りにしてチャンスを逃したり。ということが多かったです。

 

そんな僕が、

一つの求人広告と出会ったこと、迷わず応募ボタンを押したことで、人生が変わりました。

 

今になって思いますが、あの時、「はたらいく」で求人を見つけなかったら、自分はどんな人生を歩んでいたんだろうか。と感じます。

 

求人広告はあくまでキッカケ。実際は働いてからが重要。

お陰様でそこから約10年間もの間、求人広告営業の仕事を続けることができました。

沢山のミストラブル起こしましたし、その度に、お客様や上司には死ぬほど怒られましたし、自分が情けなくて悔し涙を流すこともありました。

 

そんな駄目だった僕に対し、お客様はもう一度チャンスをくれました。

上司も僕の成長を信じて、どんな時も励ましてくれました。

後輩達が、必死になって仕事頑張っている姿をみると勇気を貰います。

失敗して落ち込んでいる姿を見ると、昔の自分を見ているようで手を差し伸べたくなります。

 

こんな10年間を過ごせて本当によかったと思いますし、それもあの時の求人広告の出会いのおかげだと思っています。

 

「求人広告は、人の人生を変える力がある」

 

今もなお、人生を変えようと一歩踏み出そうとしている人は世の中に沢山います。

ぜひ、そうした想いを大切に、求人広告営業の皆さんには仕事に対して誇りを持って頑張って欲しいと思っています。

そして、求人広告を出す採用企業側は、表面的な言葉ではなく、ありったけの想いを広告枠の中に表現して頂きたいと思います。

 

企業と人の、最良のマッチングが、よりよい社会を創ることに繋がると信じています。

 

 

以上です。

では、また!

 

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